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a feeling of gratitude

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by dilln | 2007-09-27 12:09 | その他

竹久夢二

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【竹久夢二】の本を引き込まれるように一気に読みました。
実は今まで私は、彼の所謂【夢二式美人】の絵が特別に好きな訳ではありませんでした。
でも、この本を読み竹久夢二を知るほど、彼の偉大さに傾倒する自分に驚いています。

私の知る夢二像は、恋愛に明け暮れそして、岸他万喜、笠井彦乃・・何人もの女性との出会いと別れ・・退廃と漂泊の芸術家、そんなイメージでした。
ところがそれは私の全くのの認識不足、彼は所謂夢二式美人と言われる日本画家だけではなく、グラフィックデザイナーとしての仕事を沢山残しているのでした。
たとえば雑誌だけでも、生涯に184タイトル2240冊のもの雑誌に仕事を残していますし、ポスターや広告デザイン、絵葉書にも魅力的な作品を残しています。
女性と浮名を流して遊んでばかりいたのでは決してなくて、むしろ身を削って仕事をしていたのが実像のようでした。

これは彼自身書いている事ですが。
「将来画をやろうと思うなら、私のような道を歩いてはいけない。やはり正則に中学、美術学校に行って、帝展でも何でも出品してやはり世間的に表通りを歩いてえらくなる方が好い。裏道は万人に向かない」

大正という時代を代表する画家として、一見華やかに見える彼の絵は、実は当時の中央画壇に通用するものとは見なされていなかったのです。
夢二は所謂画壇を形成する画家ではなく、また作品の制作の為に資金の援助を仰ぐ、特定のパトロンがいたわけではありませんでした。
今では信じられない事ですが、当時そんな夢二の描く絵は、専門教育を受けていない素人絵画として扱われていたのでした。

当時も今も日本画壇については私の知る所ではないのですが、自分の名前に(夢)などと付けてしまう竹久夢二、なかなかお洒落で魅力的な男性のようです。
もっともっと彼について詳しく知りたくなってしまいました。
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by dilln | 2007-09-24 00:18 | アート

豆乳にはまっています

私の今日の朝食。
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【豆乳】、ヨ-グルト、バナナ、まるで手術直後の病人のようなメニューですが、朝はなかなか胃腸が目覚めてくれなくて、パンやご飯が食べられない私、決して見栄を張って少食のフリをしているのではありません(笑)
メニューは色々変るけれど、フルーツとヨーグルトは必ずいただくようにしています。
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そしてこの頃のお気に入りは、今更ですが何故か豆乳、ところがこの豆乳、奥が深い!
豆乳で検索してみると、なかなか体にいい飲み物でもあるらしい。
調整豆乳は明らかに香料が加えてあると思われるけれど、その分飲み易いですし、無調整豆乳は濃厚ではあるけれど大豆の香りが気になるものもあったり・・
画像のようにお豆腐もできる豆乳もあり、これはパッケージにお豆腐の作り方が書いてあります。
色々なメーカーから色々出ているのですが、当然のことながら味や風味、濃さ喉越し、飲み易さが皆全く違うのです。
なので今は色々なメーカーの豆乳をお試し期間中。
美味しいもの、美味しくないもの、実は書きたい気持ちは山々なのですが、今はまだちょっとコメントは差し控えておきますね(笑)
でもこれだけは言わせて・・豆乳のパッケージデザイン、どれもちょっとダサすぎ~~!!ではないですか?
何とかならないのかしらと実は思っています・・

とは言え、体に好いらしい豆乳、どなたかお勧めがあったら教えて欲しいなあと心から願うviolaです。
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by dilln | 2007-09-19 21:03 | グルメ

新日曜美術館

毎週欠かさず見るプログラム【新日曜美術館】
子供の頃から父が好きで見ていた番組で、結婚をした今でもゆっくり起きる日曜日、朝食を食べながら見るというのがお決まりです。

昨日の出演は日本画家の【堀文子】さん。
日本画や堀文子さんに特に詳しいわけではないのですが、89歳現役の彼女の言葉からは学ぶ事ばかりです。

「花の堀文子」と呼ばれるように、草木、花、果実などの素描は、その鋭い観察力から妥協を許さない精緻さ、作品には気品が漂います。
たとえば素描の素となるタンポポの綿毛のドライフラワーが、番組中紹介されたのですがどのように保存していると思いますか?
ヘアスプレーで綿毛を固めた状態で、そのままのタンポポがアトリエにあるのでした。
そして年齢を重ねた今、命というものをどこまでも突き詰めていく考察力から生まれる作品は、自分自身へと向けられ、いっそう研ぎ澄まされているのです。

秋の紅葉を見るとき、きれいなままの葉も、傷ついた葉も、虫食いだらけで穴の開いた葉もどれも平等に、神様は紅葉と言う美しい燃え立つ最後を与えているのだと語る彼女。
死は美しく、決して醜いものではないのです。

自分自身が年を重ねて、多少ずつでも知恵がついてくると、薄っぺらな言葉に時折感じる嫌悪感があります。
何もが新鮮で感動をしていた事に、今の自分にはいやらしい猜疑がついてきたりしてしまう・・
私にとって新日曜美術館は、そんな自分をリセットする為の毎週日曜日のプログラムなのです。
この番組で色々なテーマで紹介する作品と人物から、きっと沢山の事を教えてもらっているのですね。
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by dilln | 2007-09-17 13:02 | アート

大正ロマン展

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同時期に池袋で開催中の【大正ロマン展】と針仕事展を見て来ました。

大正ロマンと言われる時代ははとにかく私の好きな時代、そのものずばりのタイトルの展示会、行かない訳がありません(笑)
竹久夢二、高畠華宵などこの時代を代表する画家は沢山いるけれど、今回私は小林かいちのデザインにやられてしまいました。
この頃のモダンな絵画や版画、装飾工芸デザインは本当に「素敵」なのです。
【田中 翼】コレクションの昔きものも、素晴らしいものが揃っていました。
現代に色褪せない魅力を伝えています。

針仕事展は和のキルトとバッグ、そしてこちらも昔のお針箱の展示が素敵でした。
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by dilln | 2007-09-16 16:37 | アート

イギリス旅行


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イギリス旅行をアップデートしました。
【viola】のページからご覧下さい。
イギリス旅行 1は私のへたなデジカメ撮影、行った場所がわかるようにレイアウトしたりキャプションを入れたりしているので、時間が掛かってしまっています。
今はまだポート・ベロー、カムデンタウン、大英博物館の2日目分だけしか出来ていないのですが、これからすこしずつアップしていく予定です。
イギリス旅行 2は夫の撮影した画像です。
こちらはウェブ アルバム で公開していますので、お時間のあるときにスライドショウでお楽しみくださいませ。

イギリス旅行からもう1ヶ月もたってしまいました。
イギリスは初めてだったのですが、街中にお花が溢れていてとてもきれいな印象です。
どこかの国のように犬の落し物が落ちているような事はありませんでした(笑)
そしてイギリス人はとても親切、道で地図を広げていると気軽に声をかけてくれますし、ある時はジョギング中の男性が、わざわざ止まって教えてくれたりもしました。
海外では地下鉄ひとつ乗るだけでも、不安だったり心細かったりするので、親切にされると旅行がスムーズにそして楽しくなりますし、その国の印象もとても良くなりますよね。
日本に帰って困っている外国人の旅行者を見たら、私も親切にしてあげたいなあと思うのでした。
とは言っても・・ブリティッシュ・イングリッシュ!
解りづらかった・・というか解らなかった!!・・惨敗です(笑)まだまだ英会話レッスンがんばらねばですね。
そして食事・・イギリスの食事の評判はどうなのって思っていましたが、これが思っていたほど悪くなかったと言うのが私の印象です。
ホテルでのコンチネンタル・スタイルの朝食もとても美味しかったし、パンもフランスに負けないくらい美味しかったです。
旅行に行く前に何人ものイギリスに行った事のある友人からも、イギリスの最近の食事は不味くないとは聞いていたのですが、実は正直半信半疑でした。
でも実際、期待はずれなほど(笑)美味しかったです。
ただお値段が・・ですね・・イギリスの物価高騰は聞いていましたが、行ってみると実際かなりのものでした。

いつも我家の旅行はそうなのですが、今回のイギリスも終日フリープラン。
ロンドンでは地下鉄やタクシーでアンティークマーケットや美術館、宮殿などを色々廻りました。
2日間は郊外のコッツウォルズと湖水地方のオプショナルツアー。
あっという間の8日間、まだまだ行きたい所や買い損ねたものも沢山あるので、もっと英会話を勉強してまた行きたいですね。
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by dilln | 2007-09-13 10:50 | 旅行

私の針仕事展

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【Information】にもご案内していますが、【私の針仕事展】が西武池袋本店にて、2007年9月13(木)~9月18日(火)まで開催されます。
バッグを出展させていただいていますのでご覧いただけたら嬉しいです。

そして渋谷東急本店で開催中のキルトフェスティバルTOKYO 2007もあと1日、明日を残すだけとなりました。
沢山のご来場心よりありがとうございました。
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by dilln | 2007-09-11 19:53 | パッチワークキルト

キルトフェスティバルTOKYO 2007

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渋谷東急本店で開催中のキルトフェスティバルもいよいよ後半です。
初日2日目は台風の為来場者にも影響が出ましたが、昨日は朝から沢山のお客様ありがとうございました。
今日から一部展示作品が入れ替わります。
また会場では今年の図録に野原チャック先生のサインをしていただけます。
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この和裂は講師の先生がお宝の布を一部販売にまわして下さっている和布、こんな素敵な和布も販売しているのです。
ここにあるのはM先生からいただいてしまいました~ありがとうございます、大切に使わせていただきますね。
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例のごとくビンテージの素敵な布とボタンも買いました。

ところでギャラリー・ウォークってご存知ですか?
展示会場で作品の前に立ち説明案内をして廻るのです。
日替わりで講師の先生が担当するのですが、人前に立つのが何より苦手な私・・これは正直寿命が縮みます。
私の担当日は昨日、命削りました(笑)
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by dilln | 2007-09-09 12:49 | パッチワークキルト

美術館が好きな訳

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【世田谷美術館】で9月1日から始まった【福原信三と美術と資生堂展】を見に行ってきました。
美術作品展と言うより企業展の色合いの濃い展示会(?)と言う事もあり、初日にしては来場者も少なかったですが、その分ゆったりと鑑賞してきました。
福原信三と親交のあった川島理一郎の作品をはじめ梅原龍三郎の作品なども展示されています。
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資生堂化粧品のモダンなデザインは以前からとても興味深く、【山名文夫】の図録などが手に入ったのも嬉しかったかな。
会場には山名文夫のアトリエも再現されています。
不思議ですね・・アールデコからミッドセンチュリーは何故かとても惹かれてしまうのです。

砧公園に隣接している世田谷美術館は、アクセスが悪いのですが【内井昭蔵】設計の建物が素敵で私の好きな美術館のひとつです。
内井昭蔵はこの美術館の設計で【毎日芸術賞・日本芸術院賞】を受賞しています。
受賞歴がある建造物だから良いというわけでは決してないけれど、素敵なものは皆の認めるところでもあるのだなと思うのです。
1986年建設なので20年ほどの建物なのですが、意匠のいたるところにアールデコの印象をうけ、堂々としたクラシックな風情を感じる点もお気に入りなのかも知れません。
この頃気に入った建物に出会うと、なぜか建築家が気になって仕方がないviolaです(笑)

アクセスの悪い分、東京にある美術館としては環境はなかなか良いので、昨日はディルを一緒に連れて行き、お隣の砧公園のベンチで夫とのんびりランチを楽しみました。
デジカメを持っていかなかったので画像はありません・・
砧公園は「ここはドッグラン?」と思うくらいに、皆さん犬を連れてお散歩を楽しんでいるのです。
沢山のワンちゃんに会えるので、わざわざ高い入場料を支払うドッグランに行かなくても、砧公園で十分かもなんて思ったり。
・・と美術館が好きな訳のタイトルとは離れてしまいましたが、少しずつですが涼しくなるのでこれからはディルとのお散歩にもいいですね。

・・で美術館が好きな訳ですが、静かで大人のスペースであるところが好きな点のひとつ。
そして作品と時を越えて対話をするのが好きなのです。
今回の世田谷美術館のように来場者も適度で、ゆったり出来る時は良いのですが、人気の展示作品の時は駄目ですね。
どんなに素晴らしい名画と言われている作品でも、人の頭越しに押し合いへし合いに、ましてや子供の騒ぐ中で見るのでは決して感動はできません。
私自身も何度もそういう場面に出会っていますし、人を見に行くようなものだから、美術館に足を運ばなくなったという人もいるかもしれません。
でもゆっくりと作品と対話できた時の感動は、何物にも変えられないもの、本物の持つ力はやはり素晴らしい。
そして本物に出会いたくて、本物と対話をしたくて美術館に行くのです。
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by dilln | 2007-09-02 12:47 | アート